イースターは、キリスト教の行事の一つで、クリスマス以上に大切な意味を持つ日です。
イエス・キリストが私たちの罪の身代わりとなって十字架にかかって亡くなり、
その3日後に復活されたことをお祝いするのですが、最近では春を祝うお祭りとして、
大型のテーマパークでもパレードなどが開催されたり、スーパーやコンビニに、
期間限定パッケージでイースター向けのお菓子なども並ぶようになったりして、
一般的な年中行事の一つとして、定着してきたように思います。
本来、イースターは毎年日にちが変わる移動祝日で、今年は4月9日日曜日なのですが、
来週は、当教会に通われていて、天に召された兄弟姉妹の皆さんの合同記念会(墓前礼拝)を、
教団の共同墓地がある、服部霊園で行うため、1週早くイースター礼拝を行いました。
2階の礼拝堂で、久しぶりに礼拝を行うために、講壇の傍らの花を用意しました。
かつては生花を生けて飾っていたこともありますが、春に咲く花や、明るい色の花の造花を選んで飾ってみました。
上の写真の花は先週の礼拝終了後に準備をしていたのですが、
2階の階段を登ってきた突き当りの吹き抜け部分が淋しい…と急遽、今朝飾り付けを行ったのがこちら。
春らしい色合いで、可愛らしくまとまりました!近くに寄ってみましょう。よーく見ると玉子が飾り付けられていますね。
イースターと言えば、玉子を飾ったり、部屋に隠した玉子を探したりする「エッグハント」が有名ですが、
その由来は、たまごから殻を割ってひよこが生まれてくる様子が、イエス・キリストが死からよみがえられた姿を想起させるからなのです。
春になると、冬枯れた木々も再び新緑を纏って成長しますし、球根から芽を伸ばし花々が一斉に目覚めます。
そんな植物の営みからも、イエス様の復活を思い起こすことができるのは感謝です。
イースター礼拝の後、当教会に長年通って下さっていたT姉が、4月中旬に転居されるため、ささやかながら、送別会を開催しました。
一人ひとり、T姉に贈る言葉を掛けたり、讃美をお送りしたり、温かい交わりの時を共に過ごしました。
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