憎まれっ子世に憚る?

令和5年5月8日(月)より新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行することに伴い、礼拝での規制を緩和します。具体的には、会衆讃美は全節歌唱する、省略していた聖書交読を復帰し、司会者朗読→会衆朗読を交互に行います。
なお、礼拝中のマスク着用は引き続き推奨、「平和の挨拶」の握手の自粛は今後も実施しますので、ご理解とご協力を宜しくお願いいたします。

メッセージ

<ヨハネの福音書 15章18~25節>
MB星田チャペル牧師:田中 芳文

開会聖句

あなたがたは世の光です。山の上にある町は隠れることができません。

<マタイの福音書 5章14節>

メッセージ内容

Youtube動画


公開が遅れて申し訳ありません。 メッセージ動画公開:7/28 AM 1:47

今回はメッセージ動画が2本に分かれています。上の動画から順にご覧ください。


 メッセージ要旨を公開しました。  

1.世とあなたがた(イエスの弟子たち)(18-19)

(1)もし、世があなたがたを憎むなら
→あなたがたより先に、世が私を憎んだことを知っておきなさい。
(2)もし、あなたがたがこの世のもの(世に属するもの)であったら
→世は自分のもの(すなわち、あなたがた)を愛したでしょう。
(3)しかし、世はあなたがたを憎む
(4)なぜ?
→わたしが、世からあなたがたを選び出したから
→すなわち、あなたがたは、世のものではなくなったから

2.覚えておきなさい/思い出しなさい(20)”remember”

(1)何を? 「しもべは主人にまさらない」という言葉を(13:16)
(2)なぜ?  世があなたがたを憎むから
(3)だから、たとえ世に憎まれたとしても、「僕は主人にまさらない」 ことを覚えておきなさい。
主人=神様の方がこの世よりも上だよ。
(4)もし、人々が私を迫害したのなら→あなたがたをも迫害するでしょう
(5)もし、彼らが私の言葉を守ったなら→あなたがたの言葉も守るでしょう
*「人々」「彼ら」とは誰のこと?
→世の人々、「迫害する」から「ユダヤ人たち」と考える人もいる

3.彼らが、これらのことをあなたがたに行う(未来形)(21)

(1)「これらのこと」とは?
→「迫害」(20)「憎む」(18)
LB「世間の人は、私の弟子だというだけで、あなたがたを迫害します
(2)私の名のゆえに「迫害される」
(3)理由:私を遣わされた方を知らない
①彼らが(ユダヤ人たち?)、弟子たちを迫害したリ憎むのは、
「イエスを遣わした方」=「天の父なる神」を知らないから
②もし知っていれば、そんなことはしないでしょう。
③なぜなら、父なる神が偉大だから →「父は子にまさる」 20節「しもべは主人にまさる」

4.ゆえに、彼らの罪については弁解の余地はない(22)

(1)もし、私が来て話さなかったなら
→彼らには罪がなかったでしょう。
(2)しかし今
→イエスが来て、彼ら(ユダヤ人たち)にイエスの教えを話した。
→その結果、彼らの罪が示された。(律法主義を打破した)
→だから、弁解の余地はない(言い逃れる道はない、言い訳できない
→すなわち、彼らは罪に定められる。

5.私を憎む者=私の父を憎む者(23)

(1)「私と父はひとつ」
(2)私を遣わされた人を憎むことにもなる

6.だとすると、彼らは私と父を憎んだことになる。(24-25)

(1)もし、私が他の誰も行ったことのないわざを行わなかったのなら
→彼らには罪がなかった。
(2)しかし今
→彼らは私のわざを見た。=他に誰も行ったことのないわざを行った
→LB「奇跡をはっきり見たにもかかわらず、私も父も憎んだ。」
→ユダヤ人たちがイエスの癒しなどの奇跡の業を見て、憎んだ。
(3)理由(25):彼ら(ユダヤ人)の律法の言葉の成就
①「彼らはゆえもなくわたしを憎んだ」
②参照:詩篇35:19、69:4、109:3、119:161
③LB「メシヤ(救い主)についての預言は、その通り実現した。」

メモ 世(コスモス)について聖書がいっていること
A)神に敵対し、サタンの支配下にある領域(ヨハネ14:30)
B)この世の行いは悪しきものであり(ヨハネ7:7、1ヨハネ2:16-17)神の裁きの対象(12:31)
C)この世は、キリストと彼に従う者とを激しく憎む(15:18、17:14)
D)同時に、世は救いの対象でもある。神は世を裁きから救うためにキリストをこの世に救い主として遣わされた。(3:16-17)
E)世から選び出され、救われた者は、キリストにあって、世の悪の力に打ち勝つ者とされた(1ヨハネ5:4-5)
F)世に属する者ではなく、世から選び出された者(15:19、17:14・16)
G)世から取り去られた者ではなく、世に遣わされた者(17:15・18)
H)この世の欲と罪に対して死に、それらを十字架につけた者(ロマ6:6、ガラ6:14))
I)世の光として生きるように(マタイ5:14)

メッセージ原稿のダウンロード(PDF59KB)

会衆讃美

開会祈祷後:新聖歌429番、メッセージ後:新聖歌427番

聖書交読

詩編73篇 1~12節

2024年教会行事

7月24日(水) オリーブいきいき百歳体操 10時~11時

#56-2930

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