教会と聖霊との関係

皆さんは、聖霊と聞くと何を連想しますか？
三位一体(父なる神、子なる神、聖霊）、証しする力、みことばを教えてくれる、賜物、力ある祈り、人を回心に導く、神の約束の保証、聖霊の満たし、御霊の実など。
これらを見ると、聖霊と個人の関りが多いのではないでしょうか。
今日は、個人の視点ではなく、教会という視点から聖霊について見ていきましょう。

Ⅰ．教会と聖霊の関係は、どのようなものか？
(1)教会は、ペンテコステの日、聖霊の注ぎによって設立された。使徒2:1～4

「五旬節の日になって、皆が同じ場所に集まっていた。すると天から突然、激しい風が吹いて来たような響きが起こり、彼らが座っていた家全体に響き渡った。また、炎のような舌が分かれて現れ、一人ひとりの上にとどまった。すると皆が聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、他国のいろいろなことばで話し始めた。」使徒2:1～4(P233）

(2)教会は神の宮であり、聖霊によって建て上げられていくのである。エペソ2:22

「あなたがたも、このキリストにあって、ともに築き上げられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。」エペソ2:22(新約P386）

Ⅱ．キリストの教会を強めていくためには、どのようにしたらいいのか？
(1)教会が一致を守ることが可能なのは、聖霊によってのみ可能である。

「ちょうど、からだが一つでも、多くの部分があり、からだの部分が多くても、一つのからだであるように。キリストもそれと同様です。私たちはみな、ユダヤ人もギリシア人も、奴隷も自由人も、一つの御霊によってバプテスマを受けて、一つのからだとなりました。そして、みな一つの御霊を飲んだのです。」Ⅰコリント12:12～13(P344）

(2)神の宮を壊していくものがあるということを知ることである。

• 偽り 例：初代教会での事件 アナニヤとサッピラ（使徒の働き）
• 偽りの教え 例：別の福音（ガラテヤ人へ手紙）
• 指導者の反抗 例：パウロへの反抗（コリント人への手紙第二）

問題の根本：肉の存在

「兄弟たち。私はあなたがたに、御霊に属する人に対するようには語ることができずに、肉に属する人、キリストにある幼子に対するように語りました。」 Ⅰコリント3:1(新約P329）

(3)神がしてくださった事実を知ることである。

「あなたがたは、知らないのですか。あなたがたのからだは、あなたがたのうちにおられる、神から受けた聖霊の宮であり、あなたがたはもはや自分自身のものではありません。あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。ですから、自分のからだをもって神の栄光を現しなさい。」Ⅰコリント6:19～20(新約P334）

• 教会は神の宮である。
• 神は私たちのために、キリストの代価によって買い取ってくださった。

★聖霊は、教会とどのような関りがあるでしょうか？
★教会、聖霊についてどのようなことが教えられたましたか？
★キリストの教会を強めていくために、あなたのができることは、具体的にどのようなことがあると思いますか？
★神の宮である千里キリスト教会対する見方が、何か変えられたところがありましたか？

→メッセージ要約のダウンロード(PDF57KB)